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第55回 小川町七夕まつり 竹飾付コンクール
小川米穀金賞受賞!!
- 晴雲酒造の連覇をついに破る -

2003年7月29日 記 (埼玉県比企郡小川町大塚より)

 

作者もびっくり !? 小川米穀金賞の快挙

いや、驚きましたよ、本当に! 去る7月26、27日に開催された小川町七夕まつり。恒例の「竹飾付コンクール」の金賞と言えば例年晴雲酒造さんと決まっていたのに。
今回見事金賞を射止めたのは、小川町駅近くに店舗を構えている小川米穀企業組合さん。ご近所の方の「一番驚いていたのはお米屋さん本人」というお話しからも、
これまでいかに晴雲酒造の連覇を破るのが困難だったかがうかがえます。
でも、実行委員会の選考には納得できるものがありますねぇ。
何しろここ数年、竹飾りは全体的にスケールが小さくなる一方。
そんな中で、小川米穀さんの飾りは年々磨きがかかってきて、今やスケール、アイディア、和紙の特長を生かしたデザイン、どれをとってもトップクラスの出来栄えだと思います。
特に「埼タマちゃん」! 埼玉県朝霞市の荒川で目撃されたのが5月4日。それから三月もかけずにお気に入りのプレジャーボートとセットで作り上げてしまう早業です。しかも埼タマちゃん、地元小川小学校2年2組のお友だち。校舎の真横を流れる槻川は荒川に通じているので、これはひょっとしてありうる話・・・かな !?

↑写真はクリックで拡大できます(ちなみにモデルは管理人の甥と姪。おじ馬鹿写真でゴメンナサイ(^^;ゞ)。

晴雲酒造連覇ならず、惜しくも銀賞一席

惜しくも金賞(全国新酒鑑評会の金賞ではないですよ!)を逃した晴雲酒造さんの題材は、ご存知手塚治虫の『鉄腕アトム』。原作ではアトム誕生が2003年という設定で、各地で記念イベントが開かれているようですね。
ここ数年、晴雲酒造の飾りはその時々で注目されている有名人を題材に、世相を反映した作風で観客を唸らせてきました。もち論今回も善戦していたのですが、アトムはほかの出展者も題材にしていたのでちょっと新鮮味が足りなかったのかも。テーマもただ「2003年 アトム生まれる」というだけで、例年のような“捻り”がうかがえなかったのはやや残念。
晴雲酒造は祭りの見物コースの折り返し点にあるだけに、七夕
のハイライトを飾ることがいつも期待されます。ときにカラクリ仕掛けの動くオヴジェが登場したりと、金賞連覇を果たしてきたのもそれ相当の意気込みあってのこと。正確には私も良く知らないのですが、その記録は20年とも30年とも言われています。
強力ライバルの登場で、今後の展開が面白くなりそうです。
(晴雲酒造株式会社の公式サイトは
こちら 。)


左は去年の“時の人”。テーマは「女性の時代 !?」。


右は一昨年の作品で、テーマは「景気も鯉と滝登れ !」でした。

 ↑写真はすべてクリックで拡大できます。

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この記事の更新履歴

2003.07.31 UP。