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 サカハチチョウ(逆八蝶、タテハチョウ科)。
 リョウブの花(リョウブ科)の蜜を吸いにやって来たところです。
はねを開いたところを上から見ると、ちょうど帯の模様が逆さ
 まにした八の字に見えるので、このような名がついたそうです。

 この蝶は年に2回、春と夏に出現しますが、上記の特徴は夏型のものです。
 春型のはねの表は、黒っぽい地の上に赤褐色の網目模様が広がってます。
 なお、裏側の模様については、春型と夏型との違いはあまりないそうです。

参考図書 : 『小川町の歴史 別編 小川町の自然 動物編』
(2000年3月 小川町編集・発行)
 ※本書のカバーも、サカハチチョウ(春型)の写真で飾られています。

(埼玉県比企郡小川町腰越 栗山川上流付近にて 2002年7月中旬撮影)
Camera:FUJIFILM FinePix S2Pro / Lens:AF VR Nikkor ED 80-400oF4.5-5.6D