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2005年06月25日

6月24日、内洞沢のゲンジホタルが間もなく最盛期です

〔2006年7月8日追記〕

内洞沢のホタルが「朝日新聞」で紹介されました。
ブログ「小川町ライフ '06」の2006年7月8日付記事をご覧ください。

〔追記、了〕


(↑画像をクリックすると大きなサイズでご覧になれます。)

 画題:『内洞沢に舞う源氏蛍(光跡)』-ゲンジボタル、ホタル科-

 埼玉県比企郡小川町中爪内洞沢にて
 2005年6月24日、21時15分頃撮影
 Camera:PENTAX *istD
 Lens:SMC PENTAX-DA 14mmF2.8ED[IF]
 撮影感度:ISO1600相当、絞り:f/2.8
 シャッター速度:B(バルブ)にして約25秒間露光
 (長時間露光用ノイズリダクション機能併用)

24日(金)の夜8時半~9時半にかけて、再び内洞沢を訪れました。
先週に比べ何倍にも増えたホタルに改めて感動。
まだまだ増えるのでしょうか?
見物の人も絶え間なく訪れて、もうすっかりホタルの名所になりましたね。
現地にお住まいの清水さんが、入口に標識を立ててくださったおかげです。

内洞沢のホタルについて(6月18日付記事より再掲載)

内洞沢(うちぼらざわ)は遠ノ平山から湧き出た清水流れる、それはそれは美しい谷津です。
自宅がすぐ側なのでしばしば散策に訪れますが、その度に写真で実際の美しさを表現するのは“至難の業”だと教えられます。
春に“里の杜”の皆さんと見学に訪れたときのレポートを5月1日付記事に掲載しています。

昨晩(6月17日)8時半頃、ホタルの様子を確かめに行ったのですが、ざっと見渡してゲンジボタルが10匹位でしょうか。
最初、谷津の奥へと入って行ったとき、明かりが見えたので「先客が来ているのかな?」と思ったほど、想像していたよりずっと明るかったので驚きました。
まるで別世界に迷い込んだかのように1人でぼう然と眺めていたら、気が付いたときには1時間近く経っていました(笑)。

◎入口
ホタルの生息地へは、R254小川バイパスの中爪橋のたもと(下り線東小川寄り)から階段で下りることができます。順路標識が立てられています。
◎交通・駐車場
東武東上線・JR八高線小川町駅から、小川パークヒル行き川越観光バスで約10分、(東小川)五丁目下車。徒歩約5分
 小川町駅発時刻表
 小川パークヒル発時刻表(五丁目発は1分後が目安)
 ↑注:土休日の帰りの終バスは、五丁目発20:01頃です。
バイパスの中爪橋と菖蒲沢橋(東武東上線との交差部)との間、下り線道路脇に小さな駐車場があります。満車の際は、東小川5丁目のセブンイレブン(距離約400m)や、嵐山町志賀のドライブイン(距離約800m)等で時間を潰す方法もあります。
◎必要な物
街灯はまったく無いので懐中電灯を用意してください。
(足元だけ照らすようにしてください。)
順路以外は草刈りがされていないので、ヘビが多く棲んでいます。万一に備え、履物には長靴をお勧めします。
◎ご注意
順路標識に沿って、環境を荒らさないよう注意して静かに散策してください。くれぐれも近隣の民家に近付かないよう、迷惑をかけないようにしてください。

本当は、ホタルなど貴重な生物の生息地は、生態系や周辺環境の保全ためにも、無闇に公表するものではないのかもしれません。
ただし、“内洞沢”は特別です。
これは、現地にお住まいを移し、たったお1人でホタル復活への取組みを始められた清水さんの意志でもあります。
(階段作りや順路の整備等も清水さんの個人負担です。)
今から約8年前、民間業者がこの谷津に産廃処理施設を造ろうとしました。
農業用水の水源地であり、間近に住宅地もあるというのにです。
この計画は私たちの地元の反対署名運動もあって沈静化していますが、いつ再浮上するか分かりません。
内洞沢と周辺地域を環境破壊から守るためには、もっと多方面からの協力が必要です。
それには、より多くの方々に現地の自然環境の素晴らしさを知っていただき、親しんでもらうことが一番でしょう。
ホタル復活は環境保全のシンボルなのです。

項目: 自然利用・環境保全

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