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2005年03月16日
3月16日付「埼玉新聞」が“小川地大豆のおから入りケーキ”紹介
小川町産の無農薬・無化学肥料栽培の地大豆「青山在来」のおからを使ったパウンドケーキが、3月16日付「埼玉新聞」で紹介されました。
商品化に成功したのは、町内の製パン店「ちいさなぱんや」さんと、自然食レストラン「わらしべ」さんの2店です。
「小川産大豆のおから入りケーキ好評 町も「地産地消」と注目」
http://www.saitama-np.co.jp/news03/16/10l.htm
(↑「埼玉新聞」公式サイトより)
ご注文・お問合せはこちらへ。
毎月第4水曜日発送(3月は23日)
価格 500円 / 本(送料別途)
「青山在来」を使った清水屋豆腐店謹製「ぴっかり豆腐」のことは、メルマガ「小川町まっぷ」(当ブログ転載)でも紹介されているので、ご存知の読者の方も多いことでしょう。
(2月9日付の記事をご参照ください。)
実はこのパウンドケーキ、「ぴっかり豆腐」のおからが“主役”なんです。
その名もズバリ、「ぴっかりパウンドケーキ」!
ケーキ作りの提案をしたのは、「ぴっかり豆腐」商品化もプロデュースした、メルマガ「小川町まっぷ」発行者の生活工房さんです。
そして、この大豆を栽培しているのが「日本の有機農業のフロンティアの金子美登さんを始めとする小川町有機農業生産者のみなさん」です。
小川町議でもある霜里農場当主の金子美登さんは、昨年12月の小川町議会定例会の一般質問で「大豆で町起こしを!」と提唱。
私も傍聴席から拝聴させていただいたのですが、昔から農業者の間に伝わる「種は五里四方、品種に勝る技術なし」という言葉を引用し、「青山在来」がその理想に適っていることを話されていたのが印象的でした。
金子さんの発言によればこの大豆でつくった豆腐は、女優に例えると吉○小百合さん級の逸品だそうです。
代々農業を営んでこられた笠原小川町長も、「青山在来は私も作ってみました」と期待感を表していらしゃいました。
東武東上線は明日17日、武蔵嵐山~小川町間に新設の信号所までの複線化完成に伴いダイヤ改正を実施します。
(昨年12月9日付「比企の里だより」の記事をご参照ください。)
せっかく池袋~小川町間の電車が増発されるのに、最近小川町駅前にあった大手ケーキメーカーのチェーン店が閉業してしまいました。
交通の便が良くなると、かえって地元客が他所へ流れてしまうと判断するのが、企業的なシステムに基づく発想なのでしょうか?
「青山在来」による町起こしは、ふる里の資産を大切にしたい、その良さをみんなに知らせたいと願う人と人とのつながりから始まったように思います。
小川町は今、とても大事な転換期を迎えているように思えてなりません。
霜里農場での大豆栽培風景はこちらです(管理人撮影)。
項目: 美味しいもの , 農林畜産水産・造園園芸
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