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2005年06月27日

6月26日、内洞沢のゲンジホタルが最盛期を迎えました

〔2006年7月8日追記〕

内洞沢のホタルが「朝日新聞」で紹介されました。
ブログ「小川町ライフ '06」の2006年7月8日付記事をご覧ください。

〔追記、了〕

☆6月27日付けメルマガ「小川町まっぷ」からの転載です。
 (発信:生活工房「つばさ・游」

たくさんの人たちが鑑賞に訪れました


(↑画像をクリックすると大きなサイズでご覧になれます。)

 画題:『内洞沢に舞う源氏蛍(光跡)』-ゲンジボタル、ホタル科-

 埼玉県比企郡小川町中爪内洞沢にて
 2005年6月27日、21時頃撮影
 Camera:PENTAX *istD
 Lens:SMC PENTAX-DA 14mmF2.8ED[IF]
 撮影感度:ISO1600相当、絞り:f/2.8
 シャッター速度:B(バルブ)にして約25秒間露光
 (長時間露光用ノイズリダクション機能併用)

<游こめんと>
昨夜は、内洞沢にホタルがたくさん飛んでいました。
う~ん、300匹、それ以上いたでしょう。
今日、明日あたりが最盛期でしょう、と清水さんがおっしゃっていました。

たくさんの方がお見えになっていましたが、暗いので顔が判らず、昨夜のホタル鑑賞会では、来られた方、ご挨拶が出来ず、申し訳ありませんでした。
さて、この地が産廃予定地であることをご存知の方は、どのくらいいらっしゃるのでしょうか?
ただ「綺麗」だけでなく、こういった自然環境を守るのは自分達であることを知って頂ければ、自費で手入れされている清水さんの気持ちが報われるのでは。。。

<管理人コメント>
昨晩は信じられない光景を目の当たりにしました。
2日前の夜とは比べものにならないくらい、たくさんのホタルが内洞沢に群舞していたのです。
谷津の奥の杉木立がホタルの光に彩られ、まるでクリスマスのイルミネーションのよう。
日曜日ということもあって、たくさんの人たちが鑑賞会を催し、清水さんも案内に大忙しでした(^^)。

私が参加した“里の杜”で催されたのは「ほたる観照会」。
『新明解 国語辞典』(三省堂刊)によると、「観照」とは、

一切の感情を殺して冷静に、人生や自然や美などの抽象的な物事について、それはどういうものかと根本的に思索すること。

とあります。
いえ、実際はごく和やかな催しでしたが、こうした環境が保てる地元をしみじみ「良いところだなぁ」と、みんな実感を新たにしました。

水源地の自然環境や生態系、そして住環境を守りたい。
農薬の後は、産廃がこの内洞沢の環境を脅かそうとしています。
清水さんの取り組みを、どうやって多くの人たちの間に広げていけば良いのでしょうか。

税金を滞納したため町が差し押さえているとはいえ、現地の大部分は依然、産廃業者の私有地です。
それを町が“ホタルの名所”として宣伝するには無理があります。
(町は町内各所にホタル保護地区の標識を立てていますが、内洞沢のホタルの標識は清水さんの手作りです。)
マスコミにとっても、報道の仕方が難しいニュースなのではないでしょうか。

今の私には、こうしてブログで情報を発信したり、機会あるたびに現地の写真を出展し、事情を説明させていただく位いしか思いつくことができません。
現状では公の機関に頼る術がない以上、私たち個人一人ひとりの声を集め、大きくしていくほかにないのではないでしょうか。
どなたか、お知恵をお貸しください。よろしくお願いします。

項目: 小川町まっぷ , 自然利用・環境保全

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