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2005年11月02日
ニコンD200の衝撃 (その1)
崩された、プロだけの聖域
昨日ニコンが正式発表した新型デジタル一眼レフ、D200は衝撃でした。
ニコン公式サイト:製品情報 デジタル一眼レフカメラ D200
ニコン公式サイト:11月1日ニュースリリース
デジタル一眼レフカメラ「ニコンD200」の発売について
11月1日付「デジカメWatchi」:
ニコン、プロ/ハイアマ向けデジタル一眼レフ「D200」
少し前から、大体のスペックは海外サイトからも伝わっていましたが、ショックなのは値段です。税込約45万円の最上位機種、D2Xに迫るスペックから、私は30万円近い値段を想像していたのです。
ところが何と、都内大型店では軒並み20万円を切る値段で予約受付を始めているではないですか(12月16日発売予定)。私が今愛用しているペンタックス*istDは、アマチュア用中級機という位置付けの製品ですが、2年前の秋に発売と同時に購入したときは、結構これに近い値段でした。プロ仕様のデジタル一眼レフも、一般ユーザーの手に届く時代が来たのです。
一方で今年は、各社の入門機が7、8万円程度で買えるようになりました。
ほんの6、7年前までは200~300万円は出さないと買えなかった、プロしか持ち得なかったデジタル一眼レフ。そんな聖域はもうありません。
ニコンD200の、プロ仕様を象徴するスペックをざっと挙げてみました。
・1,020万画素(APS-Cサイズ)。
・5コマ/秒の高速大量連写が可能(バッファRAW時22枚、JPEG時54枚)。
・RAWとJPEGの同時記録可能。
・シャッターレリーズタイムラグ0.05秒。
・多様なシーンに対応する高速、高精度のオートフォーカス。
・マグネシウム合金ボディに防滴、防塵処理。
・10万回の使用に耐えるシャッターユニット。
など。
〔続く〕
項目: 写真・カメラ
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