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2005年11月13日
ニコンD200の衝撃 (その3)
*管理人より(11月18日記)
当ブログのCGIを設置しているレンタルサーバーがメンテナンス中だったため、しばらく記事の投稿をしずらい状況が続いていました。昨晩より通常通り動作するようになりましたので、後半に記事の続きを追記しました。
カスタマーサポートセンターへ質問してみました
ニコンの新型デジタル一眼レフ、D200の仕様についてですが、公式サイトの製品情報欄だけでは詳しく分からない部分もありますね。
ニコン公式サイト:製品情報 デジタル一眼レフカメラ D200
サポート欄のQ&Aやデジチューターのページを見ても、D200関係のコンテンツはまだ準備中のようです。
ニコン公式サイト:サポート Q&A デジタルカメラ
ニコン公式サイト:サポート デジチューター(取扱説明)
そこで先日、修理・お問合せのページからカスタマーサポートセンターへアクセスし、思い切って直接電話で問い合わせてみました。
ニコン公式サイト:サポート 修理・お問合せ
ニコン公式サイト:同 カスタマーサポートセンター(お問合せ窓口)
問合せ件数は予め5件としましたが、即答できない内容についても、その日のうちに丁寧な返信をいただくことができました。
質問内容は次の通りです。
1) 撮影直後、メディアへの書込み中でも画像の再生、削除はできますか?
2) 撮影直後にヒストグラムや白飛び警告が再生モニターに出るよう設定
できますか?
3) 拡大再生は何倍までできますか?
4) RAWモード撮影時のメディアへの書込みは、圧縮と非圧縮とどちらが
速いですか?
5) イメージセンサーを清掃する際、バッテリー電源でもシャッター開放は
できますか?
〔11月18日追記〕
カスタマーサポートセンターからの回答
さて、上記質問に対する回答です。
発売前の製品に関することなので、詳細未定の部分までは回答が得られませんでした。また、出荷時までに仕様変更される個所もあり得ることを、予めご承知おきください。
1) 撮影直後、メディアへの書込み中でも画像の再生、削除はできますか?
できます、とのこと。
連写後に全画像の書込みが終了しないと再生、削除ができないタイプでは、大量連写の際に相当もどかしい思いを強いられることになります。この点は、さすがに抜かりありません。
2) 撮影直後にヒストグラムや白飛び警告が再生モニターに出るよう設定
できますか?
これも、できます、とのこと。
最近では入門機でもできる機種が登場していますから、もはや常識と言える機能ですね。複雑な光線の下で露出確認の試し撮りをするのに、たいへん助かります。
3) 拡大再生は何倍までできますか?
・Lサイズ(3872×2592ピクセル)で撮影=約25倍
・Mサイズ(2896×1944ピクセル)で撮影=約19倍
・Sサイズ(1936×1296ピクセル)で撮影=約13倍
いずれもJPEGモード(RAWとの同時記録も可)の場合です。
D1シリーズでは再生時に元画像とは別の再生用縮小画像が表示される方式でしたので、あまり拡大できずがっかりさせられました。1000万画素級の機種では僅かなブレやボケも影響が現れますから、この高倍率の拡大再生機能は確認のため、積極的に活用したいものです。
4) RAWモード撮影時のメディアへの書込みは、圧縮と非圧縮とどちらが
速いですか?
正確なデータはまだ出ていないのですが、圧縮した方が速い、とのこと。
圧縮処理の高速化が図られ、ファイルサイズが小さくなる分、書込みが速くなるのでしょう。メディア容量も節約できるので、RAW現像時の解凍に若干時間がかかるとしても、これは魅力です(メーカーによると圧縮RAWは、肉眼で認識できるほどの画像劣化は無い、とされています)。
D1シリーズでは圧縮にたいへん時間がかかり、連写の際バッファ容量と電源を相当無駄遣いされ、悔しい思いをさせられたものです。まだ大容量メディアが甚だ高価で、長時間駆動できるストレージャーも無かった頃のことです。
5) イメージセンサーを清掃する際、専用バッテリー電源でもシャッター開放
はできますか?
残量が十分あれば可能、とのこと。
D50、D70、D70Sも同仕様だそうですが、それらより前に開発されたD2シリーズの場合、プロ用機というのに、ACアダプターを使わないとセンサーの清掃ができない仕様です。万一清掃中にバッテリーが切れ、シャッター幕やミラーが元の位置にもどる際、清掃具に当たって破損しないようにするためです。しかし、これでは屋外ロケ中にセンサー上のゴミの写り込みに気付いたときでも手の施しようがありません。同仕様のD1シリーズを使用していたときも、やはりこのため、さんざん不便な思いを強いられていました。その点、ペンタックス*istDではバッテリー電源のみでOKでしたから、買い換えたときは本当に救われた思いがしたものです(注:シャッターをバルブ開放撮影にして清掃するのは、センサーが通電中のため静電気でホコリを吸い寄せるため、逆効果です)。
なおD200でも、マルチパワーバッテリーパック装着により単三バッテリー6本(アルカリ乾電池、ニッケルマンガン電池、リチウム電池、ニッケル水素充電池など)で撮影中の場合、残念ながら清掃は不可、とのことでした(*istD系では単三4本で可)。
項目: 写真・カメラ
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