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2005年10月18日

10月15日、ミニコミ紙「おがわまちマップ」20号発刊 (「小川町まっぷ」より)

☆10月15日付けメルマガ「小川町まっぷ」(発信:生活工房「つばさ・游」
 ♪新聞折込版「おがわまちマップ」発行♪ からの転載です。

新聞折込版「おがわまちマップ」20号発刊

特集:子ども自然探検隊 
1972年から有機農業家として有名な下里の金子農場を、けやき台中学の生徒さんが実習しました。
新聞折込版「おがわまちマップ」は白黒の印刷でしたがHPではカラーですので、とても綺麗です。

 「おがわまちマップ」20号(PDFファイル) 
  バックナンバーのダウンロードのページはこちら

<游こめんと>

このマップを見て頂ければお判りになると思いますが金子(霜里)農場は地産地消に力を入れています。
農場のカモは、「デリカテッセン あーちゃん」の店でウィンナーにされて、玉井屋(晴雲酒造)のメニューになっています。
地産地消と一口に言いますが、並大抵ではありません。
生活工房も地産地消を目指しています。
霜里農場のHPはこちら

一昨年、火事で焼けた母屋の再建工事が始まるようです。
その折には、生活工房で支援サイトを開きました。
ご支援頂いた皆様に感謝申し上げます。

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2005年08月31日

8月26日、小川小学校下里分校がJPS写真展『日本の子ども60年』(12月17日~)の特集番組に出ました

NHK『特報首都圏』 写真家たちは見た ~子どもの戦後60年~

 【放映日時】8月26(金) 19:30~19:55

はじめに、皆さまにお詫びをしなければなりません。
本当ならこの日の放映は、事前に当ブログでお伝えできたはずでした。
番組に出演されたフリーフォトジャーナリスト、大野広幸さんの個人サイトにも放映のお知らせは掲示されていたのですが、私も日頃からよくアクセスしていたのに、肝心なときに限ってつい何週間か間をあけてしまったのです。番組のことは放映直前、仕事先から帰ってきて、妹から届いていたメールを見て初めて知りました。あまりに急だったので録画の準備もできず、最初から見られただけでも救いでした。

翌27日放映のNHK『月刊やさい通信』でも取材されたように、このところ小川町がテレビに映る機会が増えています(8月20日付記事をご参照ください)。
これからはできるだけアンテナを高くし、皆さまにも番組を見ていただけるよう事前情報のキャッチに努めたいと思います。

 【番組内容の紹介】

表情豊かで生き生きしていた子供たち。
なぜこんなに変わったのか?


日本を代表する写真家100人が、終戦から現在まで撮った膨大な子供たちの写真。写真展「日本の子ども60年」が12月に開催される。
主催の日本写真家協会は、現在、選考作業を進めている。実行委員長の写真家・管洋志さんは、時代の鏡である子供の変化を見つめ直し、私たちが何を得て何を失ったか、考えたいと語る。元気に遊んでいた子供が、TVゲームに没頭するまでを追った萩野矢慶紀さん。
理想の学校を見つけようとする大野広幸さん。
写真家たちが見た子供を通して、戦後60年を考える。

(↑『NHK首都圏放送センター公式サイト』より転載)

JPS写真展『日本の子ども60年 -21,900日のドラマ-』(東京展)

番組で紹介された写真展のお知らせです。
大野さんが休校前の下里分校などで過ごした生徒さんたちとの歳月を綴った写真集、『ぼくらの分校』からも印象深い作品が出展されます。

 【会期】2005年12月17日(土) ~ 2006年1月9日(月)
 【会場】東京都写真美術館 地下1階映像展示室
   本展の紹介ページはこちら
   会期中のイベント案内はこちら『JPS公式サイト』より)
   JR山手線恵比寿駅東口より徒歩7分(恵比寿ガーデンプレイス内)
   電話03-3280-0099 詳細はこちら
 【料金】一般 700円/学生 600円/中高生・65歳以上 400円
 【時間】10:00~18:00(木・金は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
 【休館日】月曜日(休館日が祝日または振替休日の場合、その翌日)
   注)年末年始は12月29日~1月1日まで休館
 【主催】JPS(社団法人 日本写真家協会)
   『JPS公式サイト』「日本の子ども60年」会場及び会期決定
   (2006年3月19日まで名古屋、京都、横浜の各会場を巡回します。)

大野ひろゆき写真集 『ぼくらの分校』

2004年10月9日付記事も、あわせてご覧ください。

大野さんは埼玉県旧名栗村(現飯能市の一部)のご出身で、今も県内の入間市にお住まいです。
2003年5月に小川町立図書館で開かれた大野さんの個展では、休校になる前の小川小学校下里分校をはじめ、埼玉各地の分校を舞台に20年間にわたって撮影された100点余りの白黒作品が展示され、好評を博しました。
『ぼくらの分校』は、そのときの展示作品すべてを収録した美しい印刷の写真集です。お近くの書店で注文できます。
小川町立図書館 1階の“地域資・行政資料コーナー”でも閲覧できます。)

 A4判・定価(本体4,900円+税) ISBN4-946486-29-1
 邑心文庫(ゆうしんぶんこ)発行
 〒369-0015 埼玉県北足立郡吹上町本町1-4-12 電話048-548-4478

*関連サイト
 ○『大野広幸写真の世界 夢 希望 明日』
   大野さんの個人サイトです。代表作品も多数公開中。
   「埼玉の分校」では、上記の『特報首都圏』で紹介された
   下里分校の作品も見ることもできます。
 ○『大野広幸写真の世界(夢・希望・明日)写真日記』
   大野さんの個人ブログです。もはやブログは、
   フォトグラファーにとっても必須アイテムとなりつつあるようです。

<管理人コメント>

大野さんとは、先述の小川町立図書館での個展で初めてお会いしました。
作品があまりにも感動的だったので、そのときは失礼とは思いながら、話し込んでつい長居をしてしまいました。
そのとき私は、生意気にも先輩フォトグラファーの前でこうこぼしたのを覚えています。
「今どき貴重だから…とか、もうなくなるから…とか、そういう動機では撮りたくないものですよね」
大野さんはすぐ、
「そうです。そうなったときではもう遅いんです」
と答えてくださいました。
その大野さんが番組の中で、生徒のいなくなった分校を訪れ、
「写真が撮れなくなったっていうのが、いちばん寂しいですね」
と静かに語っていたのが胸の奥に残りました。

大野さんの個人サイトのタイトルには、「夢 希望 明日」と綴られています。
私は、このタイトルが大好きです。

*トラックバック先へのリンク

大野さんのブログ、『大野広幸写真の世界(夢・希望・明日)写真日記』です。
番組取材で久しぶりに分校の元生徒さんや当時の先生方と再会したときの印象が、8月4日と16日の2回にわたって書きとめられています。

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2005年07月16日

7月15日、ミニコミ紙「おがわまちマップ」19号発刊 (「小川町まっぷ」より)

☆7月15日付けメルマガ「小川町まっぷ」(発信:生活工房「つばさ・游」
 ♪新聞折込版「おがわまちマップ」19号発刊♪ からの転載です。

新聞折込版「おがわまちマップ」19号発刊
(発行:生活工房「つばさ・游」

特集:湧き水
 小川の主だった湧き水6箇所あまりとおまけの湧き水情報を掲載
好評連載
・小川の輝く女性 リレートーク=河村恵さん
・裏面:様々な地域情報、美味しいお店、イベントなど掲載してます

*ダウンロードはこちらです(PDFファイル)。

<游こめんと>
ミニコミ紙「おがわまちマップ」も19号です。
次回10月15日で20号、つまり丸5年が過ぎることになります。
わぁ~~~、すごい!!!
今回は、美味しい水を求めて、小川中を山の中、走り回りました。
延命水は行けども、行けども、見当たらず、不安になりながらの探索でしたが、見つけた時は、ウレシカッタ。
それぞれの湧き水の味は、少しづつ微妙に違っていました。
珈琲を入れて味比べをしましたが、やはり、美味しい!!!
味にとげがない、という表現ぐらいしか思い浮かびませんが、水道水より、美味しいことは確かですよ。
小川は周りを山に囲まれていますので、湧き水も豊富です。
今、世界では、どうやって安心な水を手に入れるかで、大変な思いをしている人達が大半です。
美味しい水が飲める幸福は、豊かな自然の恵の賜物、自然に感謝、感謝。
この幸せを守る責任を大人は負っていると思いますが、如何でしょう。

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2005年04月20日

4月19日、ミニコミ紙「おがわまちマップ」18号発刊 (「小川町まっぷ」より)

☆4月19日付けメルマガ「小川町まっぷ」(発信:生活工房「つばさ・游」
 ♪新聞折込版「おがわまちマップ」18号発刊♪ からの転載です

新聞折込版「おがわまちマップ」18号発刊

http://tubasa-u.com/map/mapimg/map-pdf-018-1.pdf

時:4月19日
所:小川町立図書館清水屋豆腐店などで配布
  ※毎日新聞、埼玉新聞、日本経済新聞、スポーツニッポンなどの
    新聞折込に入ります(朝刊・配達地域=小川町、東秩父村)。
内容:
 表=特集:エコエコショッピングその1・省エネ冷蔵庫は儲かるってホント?
 裏面=生活工房「つばさ・游」の2005年テーマ
     「地域にお金の貯まるしくみって!」
  ・NPOふうど主催「2005年度自然エネルギー学校」開催内容
  ・小川温泉 花和楽の湯 1周年記念イベント内容
  ・はつらつ朝市
 生活工房独自企画
  ・大人の為のパソコン組み立て教室 6月18日(土)
  ・中古パソコンフェア 6月18日(土)
  ・地大豆使用「ぴっかり豆腐」好評につき新価格にて発売中
  ・ぴっかりおからパウンドケーキ好評発売中
  ・リレートーク「ほほえみ農園」阿部幸子さん
  などなど

<游こめんと>
ミニコミ紙「おがわまちマップ」18号が発行されました。
今日の朝刊です。
(スポンサーが毎日新聞小川販売所・島田新聞店さんですので、上記に書いてある新聞に折り込みとして入っています)
図書館やちいさなぱんやさん、有機野菜食堂「わらしべ」さん、清水屋豆腐店さんに置いてあります。
お近くで入手して下さいませ。
18号の特集は、エコエコショッピング「省エネ冷蔵庫」です。
今の冷蔵庫は、10年前に比べて、電気使用量が1/5以下になっています。
つまり、結論として、冷蔵庫は買い換えた方がお得!!!
そして、何と、節約した電気代で、新品の省エネ冷蔵庫が買えるくらい、技術は進んでいるのです。
確かに、まだ使えるものを捨てるのはもったいないのですが、廃棄エネルギーを考えても、新しい物を買った方が地球に優しいのです。
この考え方は、「足元から地球温暖化を考える市民ネット江戸川」(通称:足温ネット)に教えて頂きました。
まさに、目からうろこが落ちる、考え方です。
みなさんも、是非、一度参考にして下さい。
ミニコミ紙欲しい方、実費にてお送り致します。

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2005年02月19日

2月25日、霜里農場の金子さんがラジオに出演 (2月19日「小川町まっぷ」)

☆2月19日付メルマガ「小川町まっぷ」(発信:生活工房「つばさ・游」
 ♪霜里農場・金子さんラジオ出演♪ からの転載です。

雑誌・新聞にも連載中!

日時:2月25日(金) 17:05~17:55
内容:NHKラジオ第1「いきいきホットライン」 
    「農業に新しい生き方を求めて」に生出演します。(予定)
霜里農場公式サイト:http://shimosato.com/

<游こめんと 1>
小川町下里の金子美登(よしのり)さんは、日本の有機農業の草分け的存在です。
目下、日本で唯一の菜園雑誌「やさい畑」に連載中です。
http://www.ienohikari.or.jp/yasai/yokoku.html
また、日経新聞の木曜日夕刊に「有機の畑から」を連載中。
本や雑誌、新聞を見て、農場を訪れる方が、後を絶ちません。

<游こめんと 2>
生活工房でも、金子さんが化学肥料を使わず、農薬を使わず栽培した大豆を使ったお醤油を販売中です。
http://tubasa-u.com/product/
生醤油「夢の山里」と言います。
醸造は、神泉村のヤマキさんです。
小川町の小麦と長野県三水村の大豆、それに赤穂の天塩を使って、2年間寝かせて作られた生醤油です。
高価なお醤油ですので、無駄のないようにお使いいただければ嬉しく思います。
加熱処理していないので生きています。
開栓後は冷蔵庫で保存してください。冬は常温でも大丈夫です。
本当に、薫り高いお醤油です。是非、一度お試し下さい。

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2004年12月22日

大木春雄さん、『写真集・里山に育む -和紙の町・分校の日々-』出版 (小川町)

『写真集・里山に育む』
-和紙の町・分校の日々-

大木 春雄(おおぎ はるお) 著
B5判変形・101頁
定価(本体3,800円+税)
ISBN4-8188-1744-9
2004年12月中旬発行
(株)日本経済評論社 刊
(表紙写真転載 版元了解済)

去年の春に休校となる前の、小川町の下里分校(町立小川小学校下里分校)に学ぶ子どもたちの姿をとらえた写真集が出版されました。

また、本書の出版にあわせて、同タイトルの写真展も小川町立図書館で開催されます。

12月28日付関連記事
  大木春雄写真展『里山に育む』(1月18~30日、小川町立図書館)

【著者のことば】(「埼玉新聞」12月22日付記事より)
(撮影を通して)先生や地域の人たちの子どもたちに対する思い、ほかでは見ることのできないものを垣間見ることができ、子どもたちの伸び伸びした明るさを納得した。
写真集を刊行できたのも南良和先生、学校や地域の人たちのご指導、ご支援のお陰です。
(管理人注:南 良和先生は、長瀞町にお住まいの写真家です。)

*関連ページ
 ○12月22日「埼玉新聞」
   03年休校の小川町・下里分校を撮影 大木さんが写真集出版
   (↑公開終了です)
 ○日本経済評論社本書紹介ページ(←本書の版元です)
 ○版元ドットコム本書紹介ページ(←書籍検索サイトです)

<管理人コメント>

今日、埼玉新聞のサイトで写真集出版の記事を見つけたとき、思わず心の中で「やったー!」と叫んでしまいました。この写真集の完成を、私もずっと心待ちにしていたからです。
私が大木さんと初めて出会ったのは、おととしの春。満開の桜を求め、小川町腰越の、槻川に掛かる矢岸橋の辺りを彷徨っていたときのこと。3月とは思えない暖かな日で、水遊びに夢中の子供たちを写す大木さんの姿がありました。以来、撮影中の大木さんには町のあらゆる場所で偶然お会いし、折に触れ今回の写真集の構想についてお話しを聞かせていただいてきたのです。

大木さんは、生まれも育ちも地元小川町です。アマチュア写真家で、生まれ故郷をこれほど丹念に、長い年月をかけて撮り続けるていらっしゃる方は、実は意外と少ないのです。大抵の人は、コンテスト入賞を狙い、話題性に富む被写体を次々と探すうち、どうしても遠出しがちになってしまうのでしょう。ですが、大木さんは違っていました。「作品として本にまとめられるような撮り方をしたい」と常々おっしゃられていて、身近なテーマに取り組む熱意に私も頭が下がる思いがしました。

本書に収録された97枚の作品は、すべてモノクロ写真。フィルム現像から紙焼き(プリント)まで、全部ご自宅の暗室で丹念に仕上げられたものです。私も経験がありますが、その労力は並大抵のものではありません。自家暗室でのモノクロ写真の表現の魅力は、私にとっては、写すべき光との対話にあるように思えます。季節や天候、時間、また自然光か人工光かで、現像やプリントを調整しないと思い通りの結果は得られません。生命にとっても、物にとっても、光は重要な意味を持ちますから、自分でそれを印画紙の上に定着させる行為には、写真表現の上で決して人任せにはできない要素が含まれているはずだと思えるのです。
以前大木さんにお会いしたとき見せていただいたプリントは、長らく暗室から遠ざかっていた私に、そんなことを思い出させてくれました。

もうひとつ、少し前になりますが、下里分校を題材にしたモノクロ写真の作品展がありましたので、あらためてご紹介します。

10月9日付関連記事
  大野ひろゆき写真展 『埼玉の分校』(10月5~31日、東京四ツ谷)

モノクロ写真というと、とかく「カラー写真ができる前の昔の写真=懐かしさの演出」と見られがちに思えるのですが、写真表現を取得する上で基本となる表現方法です。写真関係のクラブや学校に学ぶ多くの若い写真家たちが、今日も新鮮な視点でモノクロ作品を生み続けているのです。
写真家の大野さんの作品展も、そうした学生時代からのモノクロ写真を集大成したものです。
出展作品を中心とした写真集も出版されていますので、大木さんの写真集とあわせて、ぜひ一度ご覧いただければと思います。

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2004年10月09日

大野ひろゆき写真展 『埼玉の分校』 (10月5~31日、東京四ツ谷)

昨年5月に小川町立図書館で写真展を開かれた、フリーフォトジャーナリストの大野ひろゆきさんの写真展が、10月31日まで東京四ツ谷の“ポートレートギャラリー”で開催されます。

昨年の写真展では、小川小学校下里分校をはじめ、埼玉各地の分校を舞台に20年間にわたって撮影された100点余りの白黒作品が展示され、好評を博しました。

 ○大野広幸写真の世界 夢・希望・明日
  (大野さんのフォトギャラリーサイトです)
   トップページ:http://www.sakura-japan.com/
   大野ひろゆき写真展「埼玉の分校」-昭和から平成-:
         http://www1.odn.ne.jp/~cbs95850/bunkou-2004.html

大野さんは同じ埼玉県の旧名栗村(現飯能市の一部)のご出身で、今も県内の入間市にお住まいです。
20年ほど前まだ学生だった頃、小川町や東秩父村など県内をはじめ首都圏周辺の小学校分校を訪れ、自然の中で生き生きと学び遊ぶ子供たちの姿に強く惹かれたそうです。そこにはご自身が少年時代に体験した多くの大切なものが、そのまま残っていたからでした。
特に当時の下里分校は、ほかの地方の分校に比べ生徒数も多く活気があり、山も川も間近。なにより都心からとても近い所に、こうした環境が当たり前のようにあることに驚かれたのだそうです。
それからはずっと、多忙なお仕事の合間を縫って、分校での写真を撮り続けてこられたそうです。

今回の写真展でも、約20年前の、昭和の終わり頃から平成にかけての数年間に撮影された中から厳選した、未発表作品を含む100点余りの作品が展示されています。
すべて大野さん自らが丹精込めて現像、引伸ばしをした美しい白黒写真です。
白黒だからこそ、子供たちを包んでいた光や空気、風や水や大地の輝きが、時も距離も超え目の前に伝わってくるのが感じられることと思います。

小川町での写真展をご覧になれなかった方も、ぜひこの機会にご覧になってください。


大野ひろゆき写真展 『埼玉の分校 -昭和から平成-』

 【期間】 10月5日(火)~10月31日(日) (12・18・25日は休館)
 【会場】 (社)日本写真文化協会(ポートレートギャラリー) 入場無料
       〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7(日本写真会館5階)
       電話 03-3351-2463
        四ツ谷駅 JR線 四ツ谷口より徒歩3分
          同 地下鉄丸の内線 1番出口より徒歩5分
          同 地下鉄南北線 2番出口より徒歩3分
 ○公式サイト:http://www.sha-bunkyo.or.jp/gallery/0409/port.html


★写真集のご案内(お薦めです!)

大野ひろゆき写真集 『ぼくらの分校』

 A4判・定価(本体4,900円+税)
 ISBN4-946486-29-1
 邑心文庫(ゆうしんぶんこ)発行
 〒369-0015 埼玉県北足立郡吹上町本町1-4-12 電話048-548-4478
  
昨年5月に小川町立図書館で開催された写真展の展示作品すべてを収録した、美しい印刷の写真集です。お近くの書店で注文できます。
小川町立図書館 1階の“地域資・行政資料コーナー”でも閲覧できます。)

12月22日付関連記事
  大木春雄さん、『写真集・里山に育む -和紙の町・分校の日々-』出版
  (小川町)

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