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2006年09月10日

ついに学園祭デビュー! 手ぶれ補正が付いたペンタックスK100D

そのカメラかわいい~!

9月早々学園祭シーズンの到来です。ついにK100Dの出番が来ました。
8月23日付記事でもご紹介したように、ペンタックス商品企画担当の畳家久志さんはアスキーのインタビューに応え、その用途を「子供を撮ること」、それも「学校などでのステージ上のイベント」に絞り込んだとお話しされています。

 「ASCII24」:2006年8月21日付ニュース
  【INTERVIEW】ペンタックス『K100D』開発陣に聞く(後編)

果たしてK100Dは、見事その本領を学校アルバム撮影の現場で発揮してくれたのでした!

肖像権や著作権等の関係で作例をお見せできないのが残念ですが、最高です、このカメラ。ペンタックス関係者の皆さま、本当にありがとうございました。これからも益々お世話になります。

私がステージ演奏の撮影で重宝したレンズは、出演者のクローズアップに適した中望遠のSMC PENTAX-FA☆ 85mmF1.4[IF]。
デジタル一眼レフで交換レンズ側に手ぶれ補正機構を内蔵したものでは、レンズの口径は今のところF2~2.8が限界です。
その点、カメラ本体に機構を内蔵したK100Dなら、倍以上明るいF1.4の大口径レンズでも手ぶれ補正が効き、照明の暗いバンド演奏の撮影にも三脚無しで安心して望めます。
大口径望遠レンズを開放絞りで使うとピントの合う範囲が極端に狭くなるのですが、K100Dのオートフォーカスは暗いステージでも若者たちの動きをしっかりとらえることができました。ファミリーユーザー向けの普及機ながら、フォーカスセンサーは11点測距と贅沢な仕様。かつその精度は3年前の*istDより驚くほど高められているようです。
ただひとつ残念なのは、せっかくお似合いの85mmF1.4が今は品切れ中ということ。私は13年前の発売当時に購入したのですが、最近は中古市場でも品薄で相場は上がっているようです。再生産あるいはモデルチェンジを期待したいところです。

さて、某県立高校の学園祭でのこと。
ステージへ向かう浴衣姿のボーカルユニットに声をかけられ早速スナップ。
K100Dを向けると
「そのカメラかわいい~!」
だって。大成功みたいですね、ペンタックスさん。

【追記】

これもまた某県立高校の学園祭でのこと。生徒さんたちの前を通ったら、
「カメラマンのお・じ・サン、カッコイ~! カッコイ~!」
「カッコイ~ョ、そのカメラ…」
笑うところでしょうね、↑ここは。。。

ところで、ニコンD200のように少々肩肘張ったデザインのカメラも、K100Dと交互に使えば生徒さんたちへの威圧感も和らぐようです。でも、受けはカメラ好きの先生からの方が良いようですね、やっぱり(^_^;)。

*お知らせ

『PENTAX K100Dスタートガイド』が日本写真企画から出版されるそうです。
発売予定は9月22日とのこと。

 PENTAX「美写華写ブログ」:2006年9月5日付記事参照
  K100Dムックのロケにいってきました

項目: 写真・カメラ

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コメント

初めまして。ペンタックスのデジタル一眼レフを応援する者です。
K100Dはとてもよくできたデジタル一眼レフカメラであり、ペンタックスとしては発売以来シェアを大幅に上げています。
しかし、ソニーのα100などに比べるとペンタックスの営業や宣伝は十分とはいえないようで、今後も好調を持続できるか、一抹の不安があります。
そこで、少しでも応援になればと、ペンタックス製デジタル一眼レフのコミュニティサイトを立ち上げてみました。
といっても、できたばかりのサイトで書き込みがないので皆様に書き込んでいただき、これからデジタル一眼を買おうというペンタックスユーザーを増やしていきたいです。
よろしくお願いします。

投稿者 デジタル一眼レフペンタックスフォーラム : 2006年09月11日 01:14

コメント、TBどうもありがとうございます。サイト開設おめでとうございます。
K100Dも売れ行き好調で、本当に嬉しいですね。
最新記事の方がそちらのサイト開設の周知になるのではと思い、誠に勝手で恐縮ですが、元のエントリーからコメントを移させていただきました。
どうぞご了承ください(TBはそのままにしてあります)。

今日のデジタル製品市場は兎角、大量生産大量販売のシェア競争になりがちですが、買い替えを促そうとする宣伝合戦にはうっかり乗せられないよう、警戒すべきかもしれません。
私も去年、宣伝につられてつい他社のデジタル一眼レフを買い揃えてしまいましたが、これは反省しないといけませんね。
ペンタックスの工場のある益子町や小川町は、昔から益子焼や小川絹、小川和紙など、長く愛されるモノづくりの盛んな土地でした。それは、材料はもちろん、できたモノを大切にし、無駄遣いしないという精神ともつながっています。だから本来、モノづくりとは、世の中をうつくしくするような行いでなければ成り立たないはずなんです。

ペンタックスはうつくしいと思います。

投稿者 ヒロキ : 2006年09月11日 01:16

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