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2006年12月09日

ペンタックスK10Dの新聞広告

「朝日新聞」、「読売新聞」の全国版朝刊に掲載された全面広告

「ペンタックスK10Dの全面広告(左側)」
(2006年11月28日付「朝日新聞」朝刊掲載)
*クリックで大きな画像が開きます(手持ち複写で失礼します)。
(同じ面付にある右側の広告も、なかなか見応えありますね。)

K10Dが届いて1週間が過ぎましたが、ぜひおニューのうちに撮りたいと思っていたものがありました。それがこの、11月28日付「朝日新聞」朝刊に掲載された「ペンタックスK10Dの全面広告」です。
この広告は、ペンタックスの公式サイトで前もって予告されていたものでした。

 ペンタックス(株):2006年11月21日付お知らせ
  新聞全面広告の掲載について

私は最初、このような広告計画のお知らせは、主に販売店や株主に向けて、メーカーとしての販促活動を周知するためのものだろうと思っていました。ところが、写真家の谷口泉さんも「美写華写ブログ」11月22日付記事(ペンタックス提供)で話題に取り上げられたことから、どうもそれだけではなさそうだ、という気配が察せられたのです。果たして当日の広告の趣旨は、ペンタックスの公式サイトへ発売前から熱心にK10Dのページを見にきていた、そしてときには「美写華写ブログ」へのコメントやトラックバックで、あるいはメールで様々な意見を伝えてきた私たちペンタックスユーザーへの、お礼の手紙だったのです。

ペンタックスは幸せものです。

「拝啓 ペンタックスユーザーのみなさん」で始まるこの手紙は、あいさつの中で「プログをはじめネット上で数え切れないくらいの意見が交わされ、我々も一喜一憂しながら、たくさんの気づきをいただきました」と綴られ、最後に「これからもみなさんに喜んで使ってもらえるカメラを生み出すために製品づくりに反映させますので、ドンドン声をいただけたらと思います。 敬具 ペンタックス」と結ばれています。
中学進学を控えた春、「アサヒペンタックスKM」を初めての一眼レフとして手にして以来、もう30年近くなります。その間、ペンタックスからは様々なアフターサービスの手紙をいただきましたが、受け取ったとき今回ほど感激した手紙はありませんでした。
ネット上で済ませるのではなく、あえて全国紙の全面を使い切り堂々と公開されたメッセージ。「K10D」は紛れもなく、私たちのカメラです。この手紙を私は、生涯の記念として大切にとっておくことにしました。

手紙の全文を、ここにご紹介いたします。

 ペンタックスは幸せものです。

拝啓 ペンタックスユーザーのみなさん。
今回はちょっと趣向を変えて、
お手紙でお伝えさせていただきます。

では、まずはじめに、お礼を。
7月発売のスタンダード機「K100D」は
おかげさまで販売好調です。
プログをはじめネット上で
数え切れないくらいの意見が交わされ、
我々も一喜一憂しながら、たくさんの気づきをいただきました。
これも愛用してくれたみなさんがいたからに他なりません。
本当にありがとうございました。
そして11月30日。
みなさんの声を反映させた「K10D」を発売します。
中級機として充分な機能を追求し、
最高のコストパフォーマンスを目指しました。
発売を延期してご迷惑をおかけしましたが、
必ずや満足していただける仕上がりだと自負しています。
いつの時代も新しい「K」が出る時は、
ペンタックスの転換期であったように、
今回の「K10D」もそうなるのではと、内心ワクワクしています。

カメラにとっての幸せとは、みなさんに使ってもらうこと。
だからこそペンタックスは幸せものです。
これからもみなさんに
喜んで使ってもらえるカメラを生み出すために
製品づくりに反映させますので、
ドンドン声をいただけたらと思います。

敬具 ペンタックス

「ペンタックスK10Dの全面広告」より
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項目: 写真・カメラ

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