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2006年11月11日
アドビ「Photoshop Lightroom」でJPEGをDNGへ変換
「Photoshop Lightroom」でもJPEGやTIFFをRAWとして処理
アドビが公開中の「Photoshop Lightroom日本語版パブリックベータ 4」で、JPEGやTIFF(8bit、16bit)などの画像ファイルを同社が提唱するDNG(Digital Negative)形式のRAWフォーマットへ変換できることに気付きました。
10月23日記事で私は本ソフトの特長に触れ、「JPEGモードで撮影した写真の色調補正にも有効」との見出しを付け、
興味深いのは、RAW現像のための基本補正に含まれる各種調整機能を操作しても、JPEG形式やTIFF形式などの画像の色調補正ができるということです。
JPEGやTIFFなどの画像をRAWデータとして処理する技術は先述の市川ソフトラボラトリーが「SILKYPIX RAW Bridge(シルキーピックス ロウ ブリッジ)」の名称で開発し、同社の「SILKYPIX Developer Studio 3.0」で実用化しました。「Photoshop Lightroom」にもこれと同様の技術が採用されているのかどうかは、アドビのコメントがまったく無いので分かりません。
と書きましたが、これで「Photoshop Lightroom」も「SILKYPIX Developer Studio 3.0」と同様に、JPEGやTIFFなどの画像をRAWデータとして処理できることが判明したことになります。
「Camera Raw」でもJPEGやTIFFの調整ができる
JPEGやTIFFから「Photoshop Lightroom」でDNGへ変換したファイルを、試しに「Photoshop CS2」で開いてみました。すると付属のRAW現像機能「Camera Raw」プラグインが起動し、各種調整機能を適用することができました。旧バージョンの「Camera Raw」でも、たぶん調整できるのではないかと思われます。他のソフトについては機会がなく試していませんが、このようなフォーマット変換機能により、DNGをサポートするあらゆるRAW現像ソフトの調整機能が適用できるようになるかもしれません。また、DNG変換後のファイルサイズがJPEGの場合は大きくなってしまいますが、TIFFは元のサイズより小さくなることから、そのアーカーブ用としても期待ができそうです。
なお、「SILKYPIX Developer Studio 3.0」には今のところ、このようなDNGへの変換機能はありません。DNGファイルの読み込みにも制限があり、JPEGやTIFFから変換したDNGファイルを開くことはできませんでした。
項目: 写真・カメラ
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