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2007年02月22日

ペンタックスが交換レンズ新製品をまとめて発表

「PMA 2007」「フォト イメージング エキスポ 2007」に出品

ペンタックスは今日、開発中及び近日発売予定のデジタル一眼レフ関連製品を発表しました。各製品とも米国最大の写真機材ショー「PMA 2007」(3月8~11日)や東京ビッグサイトで開催されるアジア最大級の写真・映像産業のイベント「フォト イメージング エキスポ 2007」(3月22~25日)で展示される模様。

 ペンタックス(株):2002年2月22日付ニュース
  「PMA 2007」「フォト イメージング エキスポ 2007」参考出品について
  現在開発中のデジタル一眼レフカメラ関連製品を参考出品

  ○smc PENTAX-DA★ 200mmF2.8ED[IF] SDM(仮称)
  ○smc PENTAX-DA★ 300mmF4ED[IF] SDM(仮称)
  ○smc PENTAX-DA★ 60-250mm F4ED[IF] SDM(仮称)
  ○smc PENTAX-DA 35mm F2.8Macro Limited(仮称)
  ほか、小型ストロボ、
  大型イメージセンサー採用デジタル一眼レフシステムなど

 ペンタックス(株):2002年2月22日付ニュース
  デジタル一眼レフカメラ専用設計の高性能レンズ新シリーズ
  「smc PENTAX-DA★」レンズ
  第一弾としてズームレンズ2機種を発売(近日発売予定)

  ↓管理人は2本とも予約しました。
    卒業、入学シーズンにどうか間に合いますように。。。

  ○smc PENTAX-DA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF] SDM(オープン価格)
  ○smc PENTAX-DA★ 50-135mmF2.8ED[IF] SDM(オープン価格)

ちょっと残念、だけど楽しみ

ペンタックスユーザーの私には朗報なはずの今日の発表ですが、さて一体何が「ちょっと残念」なのでしょう。1月7日付記事で私は次のように書きました。

(35mm判フィルム)一眼レフにも使えるような交換レンズの発売を今後も予定しているのが、かのペンタックスです。
最新シリーズのひとつ、D FAレンズシリーズはオートフォーカス式のデジタル撮影対応設計ですが、マニュアルフォーカスの操作性も見直され、かつ30年以上前の35mm判フィルム一眼レフにも何ら不自由なく使用できるという優れもの。デザインも「なんとなく、クラシカル」です。今はまだ、2年ほど前に発売されたレンズが2本あるだけですが、メーカーの「レンズ開発ロードマップ」(PDFファイル)によれば、今年は少なくとも望遠レンズ2本が追加される模様です。

実は、今日発表されたデジタル一眼レフ用DAレンズシリーズの200mm及び300mm望遠レンズこそ、昨年秋の時点で35mm判フィルム一眼レフ兼用のD FAレンズシリーズの新製品として、「レンズ開発ロードマップ」に記載されていた交換レンズだったのです。その計画がAPS-Cサイズのイメージセンサーに特化したデジタル一眼レフ専用設計に変更された時点で、ペンタックスの今後の方向性もデジタルカメラに専念していくことがはっきり示されたわけです。
私は、自分がそうだったということもありますが、小中学生の写真入門用のカメラには、安価な35mm判フィルム一眼レフが最適だろうという考えを今も持っています。そのことは1月23日付記事でも書いた通りです。願わくばペンタックスに、そのような製品開発の担い手であり続けて欲しいと思っていたのですが、デジタル一眼レフシステム開発との両立はやはり難しいということなのでしょう。「ちょっと残念」と書いたのはつまり、私の願いが叶えられそうにないことが分かったからなのですが、それでも意欲的な新製品がこうして発表されることは、1ユーザーにとって楽しみなことには違いありません。

ところで、デジタル一眼レフ発売以前から私が所有しているペンタックスの交換レンズ群ですが、軒並み製造終了となり、中古市場でも在庫が枯渇していることから購入時の価格をはるかに上回る高値が付けられているものが何本かあります。それらを私はごく身近な道具として値段も意識せず普段から持ち歩いているのですが、もう代替品の開発はされないとなると何だか使うのが怖くなってきました。もし壊したり無くしたりしたら、買い直すことはもうできないと覚悟するべきなのでしょう。フィルムで撮る仕事はまだまだ無くなったわけではないので、この緊張はかなりのストレスになりそうです。

項目: 写真・カメラ

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